ID : 4980
公開日 : 2007年 10月12日
タイトル
国土の衛兵であり、生態学的な衛兵でもある
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新聞名
人民網日本語版
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元URL.
http://www.people.ne.jp/2007/10/12/jp20071012_77956.html
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元urltop:
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写真:
 
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穀雨を過ぎたばかりなのに、新疆のタクラマカン砂漠南端は既に緑であふれている。すっきりとした青空にハクヨウが新芽を伸ばし、紅柳が緑の枝を伸ばしている。木立の間には緑の麦畑が大きな絨毯のよ うに広がっている。去年だけで新疆生産建設兵団は41.26万ムーの植林を行い、防砂林85.10万ムーを新たに増加させ、80万ムーの耕地を森に戻し、荒れた荒原に1500万ムー以上の緑を生み出した。
新疆生産建設兵団の所在地区の多くは砂漠や塩土地帯に属し、水資源が不足し、土地のアルカリ化が深刻で、植物が少なく、生態環境は非常に厳しい。「兵団の人員は国土の衛兵であるだけでなく、生態学的な衛兵でも ある。」兵団は「開墾」という使命を銘記するのと同時に、生態建設を強化し、人と自然の調和を促進、持続可能な発展の道を歩む必要がある。
長期間にわたって新疆生産建設兵団の発展は「先に農業を行った後で林を、先に農業を行った後で草地を」というものだった。しかし現在は「先に林を整備した後に農業を、先に草地を調えた後で農業を」という風に変 化している。これは単なる語順の変化だけでなく、生産方法や建設理念の変革である。「森林ネットワーク化」が兵団の生態建設における措置の一つだ。各団場や連帯では亜喬木、潅木、草地が結合し、ネットワーク、帯 、片が相互に連なる「三線」式造林を採用、少しずつ砂漠へと緑を広げている。ジュンガル盆地南端の農8師150団ではわずか一冬で長さ35キロメートル、幅22メートルの「豊作林」を構築、緑地を砂漠に対して10数キロ 押し進めた。農13師の黄田農場では、植樹節前後の1週間で100本を植樹。農業地区内の田畑の森林ネットワーク化と住民の緑化を実現すると同時に、兵団は風と砂塵の被害の深刻な地域で大型の防風・防砂基幹林プ ロジェクトを実施した。兵団はまた計画区域内の1213万ムーの砂漠緑化を段階的に保護し、人工林と自然資源、砂漠緑化が一体となった生態システムを形成している。
旱魃地域、特に砂漠地区では、農業の灌漑と生態保護はいずれも非常に水を必要とする。このため、新疆生産建設兵団は節水農業プロジェクトを実施、4月18日時点で兵団の節水灌漑面積は40万ムーに達した。農8師 石河子開墾区では点滴灌漑で節約した水をマナス河下流に輸送し、古璽班通古特砂漠のマナス湖の水域面積を拡大させている。現在マナス湖の湿地面積は100平方キロメートルに達している。現在マナス湖は豊かな 湖水が大きく広がっている。湖岸には木々が生え、葦の間には多くの黄羊が見られた。
生態建設の成果が保護されるように、新疆生産建設兵団は法律による生態環境保護を拡大している。兵団では「砂漠・荒野保護公約」、「森林保護公約」、「砂漠防止・育林公約」といった法規的性格を持つ公約を相次い で発表、林業資源の管理を規範化、法制化させ、保護林、防風・防砂林を重点とし、封育保護(荒地を金網で囲って保護すること)と結びつけた整った防砂プロジェクトの建設システムを構築している。これと同時に兵団 では森林公安局も設立。同局は設立以来の8カ月で森林での違法案件316件を取り締まり、175.65万元の損失を防いでいる。
新疆タクラマカン砂漠、古璽班通古特砂漠の辺縁の日増しに「成長」する緑は国連環境組織から重視されている。先ごろ、同組織は新疆生産建設兵団に書状を送り、砂漠化を防止する「秘策」を求めた。