ID : 5028
公開日 : 2007年 10月17日
タイトル
木橋の新工法を開発 間伐材利用、安価で建造容易
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新聞名
秋田魁新報
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元URL.
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20071017j
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元urltop:
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写真:
 
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秋田市の元県職員と建設会社社長がこのほど、「タガ集成木桁(げた)工法」という木橋建造の新工法を開発した。コンクリート製の橋に比べて安価で建造も容易とアピール。間伐材を利用することで木材産業 の振興にもつなげたいとしている。2人は現在、特許を出願中。
 共同開発したのは、県を退職後に任意の研究会「プレストレストウッド・バイケーブル研究会」を立ち上げた本間邦夫さん(秋田市市広面)と伊藤工業(同市雄和)の伊藤満社長。
 本間さんはこれまでに、太さ3センチの2本の鋼製ワイヤ(バイケーブル)を利用して木橋の強度を高める新工法「プレストレスト木桁」を開発した。集成材の内部にワイヤを通して、両端から締め付けることによって強 度を高める工法で、これまでに由利本荘市の子吉川上流にある玉田渓谷の「洞合橋」など県内3カ所で実用化されている。
 新工法もこのプレストレスト木桁と同様、強度を保つため内部にワイヤを通すが、接着に費用がかかる集成材は使わない。両端に鉄枠(タガ)を置いて、その中に木材をはめ込んでいくのが特徴で、最大30メートルの 長さの橋を建造できるという。コストはプレストレスト工法より2割程度抑えられ、コンクリート橋に比べれば約半分で済むという。