ID : 5106
公開日 : 2007年 10月23日
タイトル
災害に強い森林を 岡谷西堀区児童と植林作業
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新聞名
長野日報
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元URL.
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=8710
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元urltop:
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写真:
 
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みんなで災害に強い森林をつくろう―。岡谷市の西堀区(新村邦武区長)は23日、同市鉢久保の区有林で広葉樹の植林を行った。地域住民や行政職員、地元小学校の児童らが協力し合い、未来の大樹を夢見 て苗木を植えた。
 新村区長は、住民の「ドングリを拾えてカブトムシがいる森が近くにほしい」という要望を聞き、以前から区有林の広葉樹植林を考えていた。昨年の豪雨災害で土砂の崩壊を防ぎ、山の保水能力を高める広葉樹の必要 性を痛感していた。総合学習で広葉樹の利点を学んだ小井川小学校4年3組の児童から植林を体験したいという申し出もあり、この機会に植林することを決めた。
 作業には、児童や同区の高齢者生きがいデイサービス事業「いきいきデイ西堀」の参加者、市、県の職員、岡谷ライオンズクラブの会員など約100人が参加。子ども1人に大人2人の班を作り、横川山の斜面に広がる 区有林のうち約1ヘクタールに、コナラ500本、クヌギ300本の苗木を1本1本丁寧に植えていった。
 新村区長は「山を手入れしている人々は見えない所で苦労している。(児童には)木が一朝一夕では大きくならないことを知り、山に関心を持ち続けてほしい」と話した。
 植林は、昨年の災害を受けて岡谷市が今年創設した「広葉樹林造成事業」の補助を受けて実施。同事業の補助対象としては市内で3例目。市農林水産課によると、県内の広葉樹と針葉樹の割合はおおよそ4対6で、市 は広葉樹が6割の針広混交林を目指し、住民協同型の植林を推進している。