ID : 5426
公開日 : 2007年 11月19日
タイトル
京都市内産木材に品質と産地証明 「みやこ杣木」認 証制度を創設
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新聞名
京都新聞
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元URL.
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007111900175&genre=A2&area=K10
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元urltop:
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写真:
 
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京都市は19日、市内産木材の使用を増やすため、品質と産地を証明する新基準を設けて市発注の公共工事での活用を進める「みやこ杣木(そまぎ)認証制度」を創設した。これまで市施設の建設には高価な 日本農林規格(JAS)木材を使っていたが、生産量が多く安価な規格外木材でも、一定の品質を満たした市内産ならば公共事業で使えるようにした。
 国土交通省は発注仕様書で節の少ないJAS規格木材を公共工事に利用するよう定めている。市内ではJAS規格品をつくる製材所が少なく、市はこれまで市外産木材を使うのが一般的だった。
 しかし仕様書に強制力はなく、JAS規格は節の有無や反り、傷など「見た目」の評価が中心。規格外木材は「強度では規格品と差がなく、民間では多く利用されている」(市林業振興課)といい、価格も規格品の半分程度 で済む。また2005年の旧京北町との合併で市域の森林資源が大幅に増え、間伐などの整備が必要となっている。
 このため市は、評価時に節の数を外す新基準「京一等」を設け、市森林組合などでつくる市域産材供給協会の登録業者が、この基準を満たす市内産木材に「みやこ杣木」認証マークをつけて販売する制度を新設した。
 市は、公共工事の施工業者に原則として認証木材を使うことを求める。第一弾として来年度の市立花背小・中学の内装工事に使用し、一般にも販売する。市内産木材の昨年度の生産量は約3万5000立方メートルで、 ピーク時の60年代のほぼ半分に減っており、市林業振興課は「認証木材の使用で、林業振興や森林育成につなげたい」としている。