ID : 5667
公開日 : 2007年 12月 6日
タイトル
「森林税」導入に理解求める 12月県議会開会
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新聞名
信濃毎日新聞
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元URL.
http://www.shinmai.co.jp/news/20071206/KT071205ASI000003000022.htm
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元urltop:
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写真:
 
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県会12月定例会は6日午後、開会した。村井知事は提案説明で、県内でも森林の荒廃が深刻化していると指摘した上で「間伐を中心とした森林づくりのペースをさらに加速して集中的に実施しなければなら ない。先送りできない時期を迎えている」と強調。森林整備の新たな財源確保を目的とした新税「県森林づくり県民税」の来年4月導入に、あらためて理解を求めた。
 個人、法人県民税の均等割額に、個人は年間一律500円、法人は5%相当分を上乗せして徴収する方式を採用したことについて、知事は「納税者のご理解がいただける税負担のレベル、課税、納税のコストなどを総合 的に判断した」と説明。また、増収分(年約6億8千万円)を積み立てる新たな基金を新設し、使途の透明性を確保するとした。
 来年度から2012年度までの県政運営の指針となる県中期総合計画案について、知事は「主要施策ごとに5年後の達成目標を設定するなど、分かりやすさと県政運営の透明性確保にも意を用いた」と述べ、計画策定の 意義を強調した。
 また、県財政について「財政調整のための基金が残りわずか。(借金返済に充てる)公債費は引き続き高水準にあり、(今後)退職手当が増加していくなど、硬直的財政構造から抜け出せない」と説明。その上で、来年度 予算編成は「真に必要な事業を厳選、重点的に配分する」とした。
 県側はこの日、食害が深刻化しているニホンジカの捕獲促進策や台風9号の災害復旧関連費用などを盛った総額5億6900万円余の本年度一般会計補正予算案など計19議案を提出。7日に任期満了となる県監査委 員の東方久男氏(58)=上田市=を再任する人事案は、全会一致で可決された。