ID : 5748
公開日 : 2007年 12月13日
タイトル
「森林劣化」も防止図る cop13、早期対策で一致
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新聞名
朝日新聞
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元URL.
http://www.asahi.com/international/update/1212/TKY200712120465.html
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元urltop:
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写真:
 
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国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP13)は、途上国で新たな森林破壊防止策に乗り出すことで合意した。森が農地などに変わる「森林減少」と、違法伐採で本来の森の姿が失われる「森林劣化」が対 象。13年以降の京都議定書後の次期枠組みで防止策をどう位置づけるか、12日から始まった閣僚級会合で詰める。
 これまで先進国の温室効果ガス削減手法として、途上国での植林などが認められていたが、森林の減少や劣化を止める手立てはなかった。
 インドネシアやブラジルなどでは、開発などによる森林減少のほか、森の形は残っていても機能が損なわれる森林劣化が起きている。天然林をアブラヤシの畑にしたり、特定の樹種を違法伐採したりして樹木の密度が 低くなることが原因だ。
 この問題を話し合ってきた補助機関の案は、森林減少とともに「劣化によって温室効果ガスが排出される」と認定。排出削減のため緊急に行動する必要性を強調し、効果を確かめるための先行事業の実施を含めて対 応するよう求めた。ただ、厳密な定義は難しく、どう劣化を把握するのかは技術的な課題として残った。
 インドネシアは当初、対策が必要な分野として減少と劣化とともに「森林保全」を提案。しかし、森林保全が十分に進んでいないとされるブラジルなどが反対。結局、保全は見送られた。
 一方、次期枠組みづくりの行程表「バリ・ロードマップ」を巡って12日夜、議長国インドネシアが主要約40カ国を集めた非公式閣僚会合で対応を協議。13日に再び事務レベル会合を開き、さらに議論を詰めることになっ た。