ID : 5843
公開日 : 2007年 12月23日
タイトル
ブラジル/気候変動:アマゾン保全ファンド設立を発表
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新聞名
JanJan
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元URL.
http://www.news.janjan.jp/world/0712/0712227731/1.php
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元urltop:
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写真:
 
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インドネシアのバリで開催された国連気候変動枠組み条約の第13回締約国会議(COP13)において、ブラジル政府が、「アマゾン保護・保全基金」を設立すると発表した。設立時期は2008年前半で、当初は 1億5000万ドル規模から開始する。うち、1億ドルをノルウェー政府が拠出する。
 基金は、ブラジル連邦政府、各州政府、NGO、内外の科学者、企業の代表などから成る協議委員会によって運営される。
 森林伐採や森林火災は、ブラジルの温室効果ガス排出の約75%の原因だと考えられている。しかし、ブラジルは、この3年間で森林の損失を59%減らすことに成功した。これは、CO2排出の5億トン削減に相当する 。
 目を引いたのは、基金発表の場にマットグロッソ州のブライロ・マッギ州知事が同席したことだ。彼の支配する「アンドレ・マッギ・グループ」は、ブラジルの大豆生産の5%を占め、大豆畑開発のためにアマゾンの森林伐 採を繰り返していた。そのため、2年前には、国際環境団体のグリーンピースから「金のチェーンソー賞」という不名誉な賞を受け取っている。
 しかし、この日は、森林保護のリーダーというイメージでマッギ知事は登場した。マリーナ・シルバ環境大臣は、マットグロッソ州はこの3年間で森林損失を79%も削減したと胸を張った。
 マッギ知事の参加を歓迎する声がある一方で、彼の真意については懐疑的な意見も聞かれた。
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