ID : 670
公開日 : 2006年 3月31日
タイトル
学有林使い机を手作り/曽於・笠木小
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新聞名
南日本新聞
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元URL.
http://www.373news.com/2000picup/2006/03/picup_20060331_6.htm
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元urltop:
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写真:
 
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曽於市大隅町の笠木小学校は29日、本校舎の建て替え工事が完了したのを記念し、教室で使う机とイスの作製会を行った。素材は校区民が代々育ててきた学有林(約10ヘクタール)のヒノキ。来月入学する “新1年生”を含む全校児童約60人と保護者ら約20人が力を合わせ、真新しい学びやの用具を作った。
 笠木小は耐震構造ではなかったため、国の危険校舎改築事業により、昨年5月から今年2月末までかけて全面的に建て替え。県産材をふんだんに使った木造2階建て校舎に生まれ変わった。総事業費は約3億3000万 円。
 また県産材利用促進を目的とする、木のあふれる街づくり事業も導入。樹齢約60年になるヒノキを使って全校児童用の机とイス70セット、教卓6脚、ベンチ5脚、小鳥小屋1棟、小学校前バス停待合所1棟を作った。事 業費は約300万円。
 学有林はいまの児童の祖父母ぐらいの代に植樹、父母の代に間伐や下刈りなどをして、ようやく大きな幹に育った。
 この日は、ほぼ完成した机とイスのネジ留めに親子そろってチャレンジ。仕上げ作業に汗を流した子どもたちは「ヒノキのいい香りがする」「勉強も頑張りたい」とうれしそう。同校は「地域が大切に守ってくれた木々に感 謝し、子どもたちも新たな気持ちで勉学に励んでくれるだろう」と期待していた。