ID : 753
公開日 : 2006年 4月11日
タイトル
絶滅危惧種ハナノキ見つかる 豊田・旭高原の湿原保全へ
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/00/ach/20060411/lcl_____ach_____006.shtml
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元urltop:
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写真:
 
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豊田市旭地区の観光施設「旭高原元気村」で、自生とみられるハナノキ六株が見つかり、施設を管理する市旭高原自然活用村協会などが、生育に不可欠な湿原の保全活動に乗り出すことになった。十九日か ら湿原の調査や管理に取り組む市民ボランティアを募集する。 (臼杵 秀之)
 ハナノキは愛知の「県の木」。カエデ科で雌雄異株の落葉樹。日本固有の植物で、低山地の沢沿いのくぼ地や湿性地に生育する。環境省が発行するレッドデータブックでも絶滅が危惧(きぐ)されており、現在は愛知、三 重、岐阜の三県にのみ自生する。
 元気村のハナノキは成木四株と幼木二株の計六株で、成木の樹齢は五十-七十年程度と推測される。
 市森林課の職員によると、元気村一帯にはかつて、約六百平方メートルの湿地があったが、コナラやアカマツなどの周辺樹木が成長したことなどで光が入らなくなり、ほとんどが衰退してしまったという。保全活動では 、間伐や除草作業などを進め、湿地の回復に取り組む。
 市民ボランティアは定員二十人。活動期間は今月二十八日から来年三月二十三日までで、十二回を予定している。申し込みは旭高原元気村=電0565(68)2755=へ。