ID : 797
公開日 : 2006年 4月16日
タイトル
演習林の間伐材、ベンチや掲示板に 府立大生・木材利用をPR
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新聞名
京都新聞
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元URL.
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006041500176&genre=G1&area=K00
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元urltop:
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写真:
 
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京都府立大の学生たちが、大学の演習林で自ら間伐した木を製材、ベンチや掲示板などを製作して学内に設置している。森林と環境を守る大切さや、木材の利用を学内外へアピールするのが狙い。森林を 拠点に活動する他団体との交流も広げたいと張り切っている。
 間伐材活用の取り組みを進めているのは、府立大の学生、大学院生でつくるサークル「森なかま」。山や森林の現状を学び自ら活動しようと、農学部森林科学科の学生を中心に2002年に結成。これまで学生が利用する 機会が少なかった演習林を拠点に、枝打ちなどの作業や木工、交流イベントへの参加、学習会などに取り組んできた。
 一昨年からは、大学が学内公募で選んだ教育研究事業として、演習林の整備を兼ねた間伐材の活用に取り組んでいる。夏休みなどに、大野演習林(南丹市美山町)と大枝演習林(京都市西京区)などで、専門員の指導 を受けながら下刈り、枝打ちなどを行い、スギやヒノキを間伐。板材に加工して組み立て、テーブルやベンチ、分別用ごみ箱、掲示板や案内板、ポストなどを製作し、学内に設置した。木のぬくもりを感じる出来栄えに、 学生や教職員からも好評だ。
 学生たちを指導する古田裕3・農学研究科講師は「山とまちをつなぎ、広い視野で社会を見てほしい」。代表の原田ゆかりさん(農学部3年)は「山仕事を実際にやってみると、山が置かれている現状や木を活用すること の大切さがよく分かる。農学部だけでなく、他の学部や教職員にも働きかけて、日本一森林に興味を持っている大学にしたい」と話している。