ID : 1177
公開日 : 2006年 6月12日
タイトル
森林保全に官民組織 京都府、年度内にも 手入れや資金集め
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新聞名
京都新聞
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元URL.
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006061300065&genre=H1&area=K00
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元urltop:
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写真:
 
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森林の全利害関係者が保全に取り組む「モデルフォレスト」事業の推進で、森林の荒廃を食い止めようと、京都府は12日までに、企業やボランティア、行政などが連携して山の手入れや資金集めなどに取り組 む官民共同の組織を早ければ本年度中に設立する方針を固めた。
 府は「緑の公共事業」に取り組み、間伐材の利用などを進めているが、これだけでは限界もあるため、昨年末に「緑の公共事業アクションプラン」を策定。その中に、「モデルフォレスト」事業を掲げた。
 新たな組織は、府内全域で同事業を推進する。環境問題に関心の高い企業やボランティア、山の所有者らの連携を促し、互いに山の情報を共有する体制を整えながら、持続可能な森林保全の仕組みを構築する。
 具体的には、森林ボランティアが2005年度で43団体と、8年前の9団体より急増している点に着目。森林保全への府民の関心の高さを追い風に、間伐や枝打ちなどの協力を集める。
 企業には下刈りなどの人手集めや資金協力などを求める。企業側にとっても、森林活動で社会的貢献を果たせる利点があるという。
 府内では、大山崎町や地元企業らが協議会をつくり天王山の森林整備を図っている。新組織ではこれをモデルとした地域協議会を府内各地に生み出し、連携させることも検討している。
 府農林水産部は「山はみんなで守るという合意形成ができる組織にし、法人化も視野に検討したい」と話している。