ID : 1206
公開日 : 2006年 6月16日
タイトル
遊林ランドにボイラー 燃料はペレット 森林林業日本一目指して
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新聞名
東海新報
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元URL.
http://www.tohkaishimpo.com/scripts/index_main.cgi?mode=kiji_zoom&cd=nws1569
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元urltop:
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写真:
 
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住田町森林・林業日本一の町づくり推進協議会(会長・多田欣一町長、会員二十人)の総会は十五日、農林会館で開かれた。今年度は遊林ランド種山にペレットボイラーを導入するなど、木質バイオマスエネ ルギーを活用しながら地球温暖化防止に努めていくことを確認した。
 総会には会員と町の事務局員ら合わせて二十二人が出席。多田町長は「ハード事業の整備も順調に進んでいる。これもひとえにみなさんの支援と協力のたまもの。今後もよろしくお願いしたい」とあいさつした。
 議事に入り、▽十七年度事業実績と収支決算▽十八年度事業計画▽同年度収支予算――など四議案を原案通り承認した。
 それによると、十七年度はペレットストーブ購入者に費用の一部を補助(経費の四分の三以内で上限が十八万七千円)する普及事業として二十台の目標を掲げてきたが、八台の実績にとどまった。世田米の木工団地内 に予定していた発電施設の整備や園芸ハウスの設置は、十八年度に繰り越して実施することが報告された。
 十八年度の事業計画では、委託(ソフト)事業として各種講演会やフォーラム開催のほか、森林・林業体験教室、森の案内人講座の開設を予定。交付金(ハード)事業では、遊林ランド種山に木質ペレットボイラーを導入 (灯油ボイラーからの切り替え)し、ペレットストーブの普及事業(購入費補助)も進めていく。森林認証普及促進のための各種施策にも取り組む。
 同町は、環境省の「環境と経済の好循環のまちモデル事業」に指定され、十六年度から地球温暖化防止に向けた取り組みを積極展開している。事業(十八年度まで)は環境を良くすることが経済を発展させ、経済を活性 化させることによって環境も良くしていけるような「環境と経済の好循環」を実現させ、その取り組みを国内外に普及させようとのネライ。
 具体的には、地球温暖化防止策としての二酸化炭素(CO2)の排出量を削減するための各種事業を展開しながら経済の活性化につなげていこうというもの。委託事業については全額国から補助金として交付されるが、 交付金事業は補助金のほか町の財政負担が伴っている。
 出席した会員からは、ペレットストーブの普及に関し「石油ストーブなどより環境にいいことは分かっているが、(煙突が必要だったりするため)現在の生活ニーズにはそぐわない面もある」といった課題が提起された。
 また、最近は住宅工法が変わってきていることもあり、大径木の価値が下がっている問題の指摘があったほか、種山周辺の植物や樹木の植生について「本来、この地域に自生しないはずの樹木の生育が見られる」とい った声もあがった。