ID : 13830
公開日 : 2010年 2月 1日
タイトル
那須高原に「ロハス」普及へ 元林野庁職員の増子さん 著書、NPO法人で具現化 木の文化活用提
.
新聞名
下野新聞
.
元URL.
http://www.shimotsuke.co.jp/town/region/north/nasu/news/20100131/276929
.
元urltop:
.
写真:
  写真が掲載されていました
.
健康で環境にやさしい社会を志向する生活様式「ロハス」を那須高原に広めようと、高久甲の元林野庁職員増子博さん(68)がNPO法人「那須シニア・ロハス協会」を設立、活動の輪を広げている。木の文化を生かし森林の保全・利用を促進するのが狙い。増子さんは「年金暮らしのゆとりある人たちを呼び込み、社会貢献として活動を広げたい」と話している。
 増子さんは昨年4月、自らの経験を踏まえ自然共生型の生活を推奨する著書「定年後は森でロハスに」(リベルタ出版)を出版。その考えを具体化するため、犬の散歩などを通じて知り合った地元の「ロハス達人」らとNPO法人を立ち上げた。
 きっかけは一昨年秋の世界同時不況。「将来への不安を募らせ、都市部で『第二の人生』を送る中高年に価値観の転換を促したかった」という。間伐推進による健全な森づくりや自然エネルギーの普及、中高年の生きがいの場創出についても、欧米に比べ国内の関心が低いと考えたためだ。
 NPO法人は「適地適木」「適材適所」をキーワードに、植林や生活への木材活用の具体策を紹介。新規宅地開発には反対し、40年ほど前に開発された未利用の「別荘放棄地」への移住も提唱する。
 昨年12月には間伐材を活用した木工品販売などのチャリティーバザーや移住相談会を開催した。今年3月には道の駅「那須高原友愛の森」で木工作品展を開く予定。間伐ボランティアや発展途上国への国際協力も進める方針だ。
 増子さんは山形市出身。宇都宮大農学部卒業後、林野庁に入り森林管理業務に従事。国際協力事業団(現国際協力機構)の森林環境専門家として海外20カ国以上で活動した経歴を持つ。「学生時代に実習やスキーで訪れた那須周辺は第2の故郷」と14年前、町内に自宅を建設、新幹線通勤も経験した。
 問い合わせは増子さん方電話0287・64・2464。