ID : 13864
公開日 : 2010年 3月31日
タイトル
和歌山に環境の世紀の未来社会を 首長や企業、住民らとともに
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新聞名
わかやま新報
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元URL.
http://www.wakayamashimpo.co.jp/ganbattemasu/2010/03/post_292.html
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元urltop:
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写真:
 
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3月8日、 日本ではじめて木材からプラスチックを作る技術を開発し、 私とともに取り組んでいる広島の会社の工場に、 和歌山の仲間とともに行ってきました。 和歌山の山に眠る資源を生かす道が、 その工場にあるからです。 そこでは、 和歌山の山でもたくさん出る間伐材等からリグニンという成分を抽出し、 プラスチックの材料に変えています。 これまでのプラスチックは、 すべて石油で作られていました。 その一部を間伐材等に変えることで、 CO2の排出量を減らせます。 一方、 利用されないまま放置され、 CO2の排出源になっていた間伐材等を回収して利用することでもCO2の排出量を減らせます。 二重に環境にいい効果が生まれるのです。 そこで、 現在、 間伐材等を集めてその工場に送る原料を作る工場の場所の選定を進めています。 これにより新しい雇用も創出できます。
 いまでは、 このようなCO2の排出量を減らす事業に、 その削減量に応じてカーボン・オフセット (炭素排出量相殺) のクレジット (功績) を認めてもらい、 それを、 排出量を減らせずに困っている企業や自治体に買ってもらう仕組みができています。 だから、 私はその制度も生かして、 新たな雇用を生み出せるように、 和歌山の山にたくさん眠る間伐材等を集めて、 加工し、 先の広島の工場へ供給する工場を作ろうと奔走しています。
 国会の事務所には、 その工場から間伐材等を25パーセント使ったプラスチックのトレイが届いています。 ファーストフード店で使われているようなトレイです。 これが全国のファーストフードチェーンに普及すれば、 その需要も一気に広がるでしょう。
 私は和歌山を新しい環境の時代の最先端の地域にしたいと考えています。 そのために、 いま、 産業、 医療 (健康)、 文化など、 さまざまな分野で新しいアイデアをおもちの方を結集し、 この和歌山を舞台に、 「環境日本」 というプロジェクトのネットワークを構築していこうとしています。 そして、 そうした個々の活力ある動きを平和の象徴になる高野熊野の世界遺産のもとに束ね、 世界にアピールできる未来社会を作っていきたいと考えております。 アイデアをおもちの方、 どんどんこの輪にご参集ください。
 このような私の活動に関心をもってくださる方も広がり、 ありがたいことにインタビューや講演の依頼も相次いでいます。 5月19日には田中角栄元首相も講師を務めた70年以上の歴史を持つ清話会のセミナーでも講演します。
 国会では、 2月21日に赤松広隆農林水産大臣に大臣就任後初めて和歌山に来ていただきました。 JA各組合や農業共済連の方との懇談では、 ウメやミカンなどの果樹が中心の和歌山の農業の実情をお伝えし、 「果樹については戸別所得補償がいいのか、 個別の支援策がいいのか、 果樹農家にプラスになるように検討したい」 との回答をいただきました。
 その上で、 2月25日の衆議院予算委員会第六分科会で質問に立ち、 ①ミカン・ウメの消費拡大、 ②果樹農家への戸別所得補償、 ③傾斜20度以上の農地への災害復旧事業の適用拡大、 ④土壌保全調査事業復活の必要性、 の4点をあらためて訴えました。
 土壌は、 私の 「環境日本」 プロジェクトのひとつの軸になる分野です。 環境は国民みんな、 いや、 世界の人がみんなで守っていくものです。 私は、 まぎれもなく私たちを取り巻く環境のひとつである土壌も環境対策に組み込み、 農業従事者のみなさんも仕事をすることで人類の未来に貢献しているという意識を持てる社会を作っていきたいと考えています。 そのためには、 「土壌基本法」 を制定し、 明治以来137年続いてきた、 世界に類のない土壌保全調査事業を復活させることが急務です。 郡司農水副大臣も、 赤松農水大臣も、 その必要性を認めてくれました。 小沢環境大臣も 「やってくれ」 と言ってくださっています。
 なお、 3月22日に投開票が行われた白浜町長選挙では、 私の高校時代からの友人の水本雄三さんが初当選を果たしました。 彼は、 「新しい環境という視点で観光や農林漁業の活性化に取り組み、 若者たちが明るい未来を見出せる白浜町を創る」 と訴えてきました。
 私の 「環境日本」 はこうした多くの県下の首長や企業・団体、 NPOや住民のみなさんとともに進めてまいります。