ID : 1556
公開日 : 2006年 8月27日
タイトル
炭窯で里山再生 能美のグループ 11月完成目指す
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/00/ikw/20060829/lcl_____ikw_____004.shtml
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元urltop:
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写真:
 
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里山の活性化を目指す能美市の市民グループ「能美の里山ファン倶楽部」が、市の委託事業として自然を生かした教育活動「炭窯づくり」に着手した。名勝地・七ツ滝(長滝町)付近の市有地で二十八日、手づくり窯建設の安全祈願祭を実施。今後、周辺の森林整備などに取り組みながら、里山の魅力を広く発信していく。
 同倶楽部によると、拠点施設となる炭窯は高さ一・二メートル、横一・八メートル、奥行き二・三メートル。県木竹炭生産組合連合会長の安田宏三さん(同市火釜町)が統括プランナーを務め、一般ボランティアとともにレンガを組む。間伐材を使って屋根などを取り付ける。一回で約三百五十キロ分の炭を作ることができるという。
 計画では窯が完成する十一月中旬ごろから炭焼きを開始、荒廃した周辺の里山を整備しながら、雑木や老木化した広葉樹などで炭を生産、販売する。友の会を組織して管理・運営し、小学校での体験活動や窯のレンタルなどを行うほか、広葉樹の苗木を植樹する予定。
 十六年ほど前に市内で炭焼きを工房を構え、里山の魅力などを児童に指導する安田さんは、活動の広がりに感慨深げ。「昔のような里山を復活させたいし、里山保全の情報発信拠点になれば」と意気込んでいた。
 同倶楽部は、里山の資源を生かした魅力発信を目的に、周辺地区十八町内会の代表者や有識者らが中心となって今年六月に結成した。炭窯づくりのほか、森林整備やキノコの植菌などをする「市民の森づくり」や里山地区のデータ収集、野外フィールドで活躍する団塊世代の人材育成などを担う。