ID : 14610
公開日 : 2010年 1月 7日
タイトル
間伐材からカーボン粉末生成
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新聞名
中国新聞
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元URL.
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201001070137.html
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元urltop:
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写真:
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東広島市の企業や大学が連携し、森林の間伐材から高純度のカーボン(炭素)の粉末を生成することに成功した。化石燃料に頼らない素材として、ハイブリッド車や電気自動車に積む蓄電装置の電極材料への活用を目指す。全国的に珍しい試みという。
 工業用のカーボンは石油や石炭から生産されるが、今回は、木の主成分であるセルロースやリグニンを熱分解する手法を採用した。賀茂地方森林組合が間伐材をチップ化し、車体製造などのオーエイプロトが炭化。広島大が粉末にし、装置メーカーのエス・エス・アロイが熱分解して純度を高める。
 粉末をシート状にして電極に使うにはカーボンの純度を高め、粒子を細かくするなどして表面積を大きくする必要がある。広島大や近畿大工学部の協力で材料分析などを重ねた結果、純度を100%近くに高め、粒子を最小で約20ナノメートル(ナノは10億分の1)にできた。