ID : 14658
公開日 : 2010年 1月15日
タイトル
間伐材を使い海中に“森” 松崎町が魚礁設置し魚群寄り付き調査へ
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20100114/CK2010011402000171.html
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元urltop:
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写真:
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松崎町がスギの間伐材を利用してイサキ、アジなどの魚のすみかとイカの産卵場所となる漁礁を作り、町内の岩地、雲見両漁港沖に計10基設置した。間伐材の有効活用と漁業資源育成をねらった一石二鳥の取り組みで、今月中に1回目の潜水調査を行い、魚群の寄り付き状況などを調べる。 間伐材を使った漁礁設置は農林水産省が提唱しており、町では初の試み。事業費は630万円。 漁礁は、コンクリートの台座の上に長さ4メートル余の樹皮付きのスギ丸太を三角形のやぐら状に組み上げ、それに枝や葉がついたままの高さ3メートルのスギの生木を取り付けた形。いくつかを沈めれば、海中に魚の生息環境にふさわしい小さな“森”を出現させることになる。 岩地漁港では、沖合約100メートルの地点でクレーン船が甲板に載せた漁礁をつり上げ、水深15メートルの海底に次々と沈めた。間伐材の樹皮などの養分がプランクトンを育てることが期待され、今後、産卵や魚群の状況調査を数回にわたり実施して、効果が確認できれば漁礁の数を順次増やしていく方針。 町の担当係は「間伐材は魚の餌になるゴカイなど海の生物を育てる。小魚のすみかとして最適な場所となるだろう」と、好漁場整備への期待を膨らませていた。