ID : 1618
公開日 : 2006年 9月10日
タイトル
『スギは悪者ではない』 都の花粉症対策推進委、初会合
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新聞名
東京新聞
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元URL.
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tko/20060912/lcl_____tko_____001.shtml
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元urltop:
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写真:
 
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都が進めるスギ花粉症の抜本対策を検討する「花粉の少ない森づくり運動」推進委員会の第一回会合が十一日、都庁で開かれ、委員から都の施策に対し、「スギが悪者という間違ったイメージを与えてはいけない」などの注文が相次いだ。
 委員会は学者や林業家ら二十五人で構成。この日は解剖学者の養老孟司さんを会長に選出し、副会長に作家のC・W・ニコルさん、気象予報士の村山貢司さん、医師の目沢朗憲さんが就任した。
 都は今後の取り組みとして、企業と森林所有者などが協定を結び、森林を整備する「企業の森」と、約一万人規模で個人や法人から会費を募る「森づくり支援倶楽部(くらぶ)」の創設という二つの施策を提案し、賛同を得た。
 委員からは「都が四月に始めた森づくり募金の成果が知らされていない」「スギ林を持っているだけで、子どもがいじめに遭う恐れがある」など、運動の進め方に対する指摘が出た。
 また、林業家の田中惣次さんが「世界の森林が減少し、異常気象などの問題を引き起こしている現状からいえば、むしろ日本はスギを植林すべきだ」と発言。養老さんも「運動の趣旨を上手に説明しないと、日本は相当、勝手な国だと思われてしまう」と応じた。