ID : 1007
公開日 : 2006年 5月16日
タイトル
バイオマス協組設立 松阪の森林資源の再利用図る
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/00/mie/20060518/lcl_____mie_____004.shtml
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元urltop:
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写真:
 
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間伐材などの再資源化を目指す「ウッドピア木質バイオマス利用協同組合」が17日、松阪地方の木材関連事業者らにより設立された。製材過程で生じる端材、廃材などを燃料にしたエネルギーの生産と供給を通じ、貴重な森林資源の循環的利用を図る。(長谷部正)
 同組合は11事業者が出資金1270万円で設立。松阪市木の郷町の木材コンビナート「ウッドピア松阪」で開かれた設立総会では、理事長に辻製油(松阪市嬉野新屋庄町)の辻保彦社長(62)を選出し、3カ年の事業計画案などを原案通り可決した。
 事業計画によると、ウッドピア松阪の敷地内に端材などをチップ化する製造施設と、この木製チップを燃料にしたエネルギー供給施設を建設。生産した電気、蒸気を組合員の工場に販売する。
 総工費約15億円。2008年秋までの完成、本格稼働を目指す。
 両施設の稼働後に予定する1日当たりの取扱量は、燃料となる端材や廃材などが約120トン。生み出される電気は3万8400キロワット時、蒸気は288トンの見込み。
 同組合は今後、組合員数の増加を図ると同時に、間伐材などの集中管理と再資源化により、組合員の経済的地位向上や森林資源の有効活用を目指す方針。辻理事長は「持続可能な森林管理と循環型社会の実現に向け、地域と一体でバイオマスエネルギーの普及に努めたい」と決意を示した。