ID : 14825
公開日 : 2010年 1月29日
タイトル
エコ浸透 温室効果ガス県内排出量
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kochi/news/20100128-OYT8T01095.htm
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元urltop:
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写真:
 
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07年度2年連続 目標迫る5%削減 二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスの排出量が、県内では2005年度をピークに2年連続で減少していると、県が発表した。景気低迷で産業活動が停滞していることや、エコ家電、軽自動車、ハイブリッド車(HV)などが普及したことが影響しているという。間伐によって森林が吸収する分を差し引くと、1990年度の排出量を基準とした削減目標(6%削減)に迫る5・2%削減(07年度)となり、県環境共生課は「低炭素社会づくりに一定の成果が出てきた。未整備林はまだ多いが、いっそう整備を進めるとともに、省エネ家電などを普及させ、目標を達成したい」としている。
 産業や家庭でのエネルギー消費量から算出した県内のCO2排出量は、07年度で906・5万トン。パソコンの増加などで04年は928・2万トン、05年は943・5万トンと増えていたが、06年は926・6万トンと減少に転じた。
 県が排出量削減の基準としている90年度(排出量834・5万トン)と比べると、07年度は8・6%増。ただ、04年度から算出を始めた森林吸収量を勘案すると、間伐の推進で07年度は115・3万トン減る計算で、トータルでは5・2%の削減効果という。
 分野別で90年度と比べれば、自家用車の「運輸部門」が64・1%、「家庭系」が19・8%、いずれも増えているが、エコ機器の普及などで緩和している計算。工場などの「産業部門」が6・5%増えたが、近年の景気低迷で産業活動が弱まり、05年以降は微減している。「農業部門」は耕作放棄地の増加でメタンガス排出が減るなどで45・5%減った。
 国内全体の排出量は13億7400万トンあり、県内分はその0・7%だった。県は今回の調査結果を11年度以降の新たな温暖化対策の計画策定に活用するという。