ID : 14828
公開日 : 2010年 1月29日
タイトル
木は地元産、高断熱で省エネ…山形流エコハウス、東北芸工大に建設
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://osaka.yomiuri.co.jp/university/society/20100128-OYO8T00821.htm
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元urltop:
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写真:
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山形県は、東北芸術工科大(山形市)と連携し、二酸化炭素(CO2)排出ゼロの最先端の「山形エコハウス」建設に取り組んでいる。省エネルギーを追求した構造に加え、太陽光発電などの再生可能エネルギーを利用し、CO2排出を抑えようというもの。同大敷地内にモデルハウスを建築中で、今年3月に完成する予定。東北地方の中でも寒暖の差が激しい山形県にふさわしいエコ住宅は注目を集めそうだ。

二酸化炭素排出量ゼロを目指すエコハウスの模型 県民への啓発・普及のほか、地元の建築業者らにエコ住宅建設のノウハウを吸収してもらうのが目的。環境省の「21世紀環境共生型住宅のモデル整備による建設促進事業」(エコハウスモデル事業)に採択されており、8700万円の補助を受けている。建築工事には約6600万円が充てられる。
 住宅は木造2階建て、延べ床面積約210平方メートル。
 建材の運搬距離を短縮してCO2排出を抑えるとともに、地元の森林文化復活に役立つよう、山形市産の木材だけを使用する。高性能の断熱材を使用し、窓ガラスを三重にすることで、高断熱高気密を実現した。また、軒を深く出して夏の太陽を遮るほか、風の流れを考慮した窓の配置で、冷房を使わなくても涼しい構造とし、省エネに配慮した。
 一方、消費するエネルギーは再生可能エネルギーに限定している。暖房や給湯は、太陽光発電と木質ペレットを使ったペレットボイラーでまかない、CO2を排出する化学燃料は使わない。
 完成後は、一般に公開してエコ住宅普及活動の拠点とし、消費電力量などのデータも収集する。県環境企画課は「エコハウスの機能の一部分でも取り入れて、家庭からのCO2排出量削減に取り組んでほしい」としている。
 鳩山首相は、昨年9月の国連気候変動首脳級会合で、2020年までに、1990年比25%削減の目標を表明。2010年度予算案では、太陽光発電を設置する住宅への補助制度が大幅に拡充された。