ID : 14916
公開日 : 2010年 2月 5日
タイトル
林業再生で村活性化 - 御杖村で集い
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新聞名
奈良新聞
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元URL.
http://www.nara-np.co.jp/20100205114724.html
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元urltop:
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写真:
 
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御杖村森林組合(青海康夫代表理事組合長)と御杖村はこのほど、同村菅野のみつえ体験交流館で「地域林業の再生と観光振興の集い」を開催した。同村が基幹とする木材産業の再起に向けた方策を提案する早稲田大学ロジスティクス研究所の椎野潤顧問の講演などがあり、林業や建築業関係者、県や村の担当者ら約80人が耳を傾けた。
 村森林組合が本年度に取り組む国土交通省の地域木造住宅市場活性化推進事業の一環。これまで森林展望所設置などを進めてきた。
 椎野さんは「人工林の放置が進むと、川の荒廃、土砂崩れなどの災害につながる」と地球環境と木材産業の関係から解説。コストの安定性や品質保証などで国産材が外材に劣っていると指摘し、生産や流通などに関する改善案を提案した。
 また、森の活性化によるCO2削減のためにも国産材需要の高まりが必要だとし「国産材の家作りは、自然と共生し、人間が生き延びていくためにも必要だ」と訴えた。
 住宅産業経営支援研究会の工藤南海夫代表は、今回の国交省事業内容を説明。「観光と結び付けて消費者に林業を理解してもらう」とし、周辺の観光資源を活用し、消費者を呼び込む狙いを話した。
 青海代表理事組合長は「山から家売りする供給システムの確立を目指す。地域ぐるみで村を活性化したい」、鈴木仁彦村長は「今事業を支援し林業や関係事業、観光の活性化を図る」とした。