ID : 15181
公開日 : 2010年 3月 1日
タイトル
古民家解体→新築住宅に再利用 近江八幡、旧家屋の古風な面影残す
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20100228/CK2010022802000008.html
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元urltop:
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写真:
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築100年を超える古民家から取り外した柱や梁(はり)などの一部古材を使った建て替え注文住宅の新築が、近江八幡市大房町の農家で進められている。先祖代々慣れ親しんだ旧家屋のアンティークな面影を新家屋に残すことができ、再利用を通じて資材廃棄処分量を減らす狙いがある。昨年10月に発足した県エコ住宅協会(近江八幡市船木町)が、ひと味違った住まい造りを提案している。 エコ住宅建設は施主の農家女性(59)が「旧母屋の玄関や土間などの雰囲気を残し、その跡地に新家屋を建ててほしい」との依頼で始まった。27日、木造平屋200平方メートルほどの旧母屋などから、太さ30センチほどの柱や梁が数多く取り外され、再利用の準備が進められた。 同協会の松井秀夫代表理事によると、住宅解体時に手作業による古材取り外しで人件費や作業時間がかかる半面、その後の住宅新築時に材料費や運搬料などが軽減できる。廃材処理量が少なくなるため、二酸化炭素(CO2)排出量も減る。 古材はレストランや喫茶店の建築部材のほか、家具作りに使われているが、まだ認知度は低い状態。手間をかけても採算が合わない問題がある。 古民家鑑定士でもある松井代表理事は「昔に比べて人件費が高く、物価が下がったのがネックになる。強度が十分ある古材がもっと利用されるよう、流通市場をつくりたい」と話している。 農家宅の解体作業は3月3日ごろまで行う。現地見学や問い合わせは県エコ住宅協会=電0748(34)6238=へ。