ID : 15269
公開日 : 2010年 3月 7日
タイトル
シンポジウム:木造建築の普及を 高知で講演や
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/area/kochi/news/20100308ddlk39040267000c.html
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元urltop:
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写真:
 
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木造建築の普及を目的にしたシンポジウム「未来へつなぐ木造建築」が7日、高知市本町5の高知会館で開かれた。高知大生7人でつくる「学生団体FAN」が主催。参加した約50人は、木材の未利用で荒廃が進む森林の現状や、木材の資源としての可能性について、考えを深めていた。
 FANは5、6日、商店街の木造アーケードの見学や間伐体験などを通じ、木材の魅力を知るセミナーを開催。シンポはセミナー最後のプログラムとして企画した。
 この日は、東大名誉教授で宮崎県木材利用技術センターの有馬孝礼(たかのり)所長が講演。有馬所長は、無限ではない石油などを例に挙げ、「木は切って植えれば、次の世代につなげられる。生物資源は世代交代しないと滅びてしまう」と述べ、木材利用の重要性を訴えた。
 続くパネルディスカッションでは、木造建築のPRなどについて議論した。建築材のセットを商品化している製材会社「森昭木材」(土佐町)の田岡秀昭社長が「木材を売り出すには設計する建築家に、いかに良さを分かってもらうかが鍵だ」と主張。県産杉など地元素材にこだわる高知市の建築士、松沢敏明さんは「例えば床材に杉を選ぶ人が増えている。実際に触ると分かってもらえる」と話した。