ID : 15325
公開日 : 2010年 3月12日
タイトル
里山研究へ小学校にまきストーブ 森林総研と西山推進協が設置
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新聞名
京都新聞
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元URL.
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P20100311000029&genre=H1&area=K00
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元urltop:
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写真:
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独立行政法人森林総合研究所関西支所(京都市伏見区)は、西山森林整備推進協議会(事務局・長岡京市)と協力し、里山整備の実証実験の一環で、西山の木材を活用するまきストーブを長岡京市の神足小に設置した。研究者と住民、学校連携で、暖房やCO2削減効果など科学的データをまとめながら、森林再生やバイオマスエネルギー活用策を探る全国でも珍しい取り組みに注目が集まっている。
 研究所は本年度、同市の西山で里山整備の研究事業に着手。森林整備協議会や地権者と協力し、試験区で植生調査や伐採を実施している。このほど、切り出した木材を利用する場として神足小の図書室と、西山公園グリーンハウスにそれぞれまきストーブ1台を設置した。
 研究所は大津市八屋戸地区で民家にまきストーブを設置して木材利用の実証実験を行っているが、里山再生を目的に都市部の学校に設置し、木材の循環を図る実証実験は全国でも例がないという。
 神足小では11日に関係者が集まり、式典を予定している。来年度以降、児童が暖かなまきストーブを囲み、読書を楽しんだり、環境学習にも活用する。研究所は5カ年計画で里山整備の実験データを収集する方針で、「若い世代にまきストーブの効果を知ってもらい、森林再生や資源活用の輪を広げていきたい」としている。