ID : 15355
公開日 : 2010年 3月13日
タイトル
民謡の世界、ミニチュアで 小松の男性、間伐材の小松城完成
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新聞名
北國新聞
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元URL.
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/OD20100314501.htm
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元urltop:
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写真:
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小松郷土民謡会主宰の小松市白江町、岸泰(た)二央(にお)さん(73)は、地元の 民謡を題材にしたミニチュア作りに励んでいる。このほど、民謡「浮城(うきしろ)」を もとに制作した小松城のミニチュア模型が完成した。21日から、伝統家屋のミニチュア 約30点とともに、同市赤瀬町の民謡資料館「かじか塾」で展示を始める。 岸さんは5年前、梯川沿いに茂るススキや、スギやマツなど地元の間伐材を有効活用し 、茅葺(かやぶ)き屋根の民家や、合掌造りといった日本の伝統家屋のミニチュア作りを 始めた。
 今回完成した「浮城」は門と天守閣からなる。加南地方史研究会がまとめた資料を基に 、18世紀中ごろの小松城の本丸櫓(やぐら)台石垣を板に描いたほか、瓦屋根や障子、 欄間、内部の階段など細部まで緻(ち)密(みつ)に表現した。
 地元の民謡「小松馬方節」や「木場潟舟漕(こ)ぎ唄」の舞台を表した作品に加え、旧 今江潟に面する茶室の待合など、大正から昭和30年代にかけての郷土の風景も再現した 。
 小松尾小屋鳶(とび)保存会がはしご登りに合わせて唄(うた)う「木遣(や)り唄」 を考案した縁もあって、廃材や和紙で手作りした馬簾(ばれん)や陀志(だし)、纏(ま とい)など鳶に欠かせない道具も飾る。
 制作の集大成として展示する岸さんは、「日本の原風景を見つめ直し、地域の民謡に親 しむきっかけとなってほしい」と話している。入館に関する問い合わせは=0761(2 1)7887=まで。