ID : 15356
公開日 : 2010年 3月12日
タイトル
茅野の「木落し公園」近くにカラマツ間伐材で桟敷席
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新聞名
信濃毎日新聞
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元URL.
http://www.shinmai.co.jp/news/20100313/KT100312SJI090010000022.htm
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元urltop:
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写真:
 
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 諏訪大社御柱祭の上社山出しで、木落としの舞台となる茅野市宮川の「木落(おと)し公園」に近い民有地に12日、有志グループが地元のカラマツの間伐材で桟敷席を設けた。木落としの見物客らにカラマツの新たな使い方を紹介するのが狙いだ。
 発案したのは諏訪郡富士見町出身で、東洋大の「木と建築で創造する共生社会研究センター」(埼玉県川越市)の研究助手、樋口貴彦さん(33)。建築を学ぶ大学院生や諏訪市の工務店の社長らとグループをつくって試作を重ねてきた。
 支柱となる長さ4・5メートルの間伐材の3分の1ほどを地中に打ち込み、高さ2メートルほどの桟敷席を設ける。支柱と支柱の間には直径約20センチ、長さ30~50センチの丸太が縦に並ぶように配置して桟敷席の床にする。支柱19本を打ち込むことで、約20人が座ることができるスペースになる。
 祭り当日までに支柱の上の部分を切り取り、周囲に手すりを設けて完成させる。利用方法は今後検討するという。
 利用したカラマツの間伐材は樋口さんの実家が所有する同町の山林から切り出した。樋口さんは「木材しかなかった古代の建築物のようになった。これを見た人がカラマツを使おうと思うようになってほしい」と話している。