ID : 15404
公開日 : 2010年 3月16日
タイトル
間伐材の使い道探る コスト面含め大阪府が検証
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新聞名
産経関西
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元URL.
http://www.sankei-kansai.com/2010/03/17/20100317-021702.php
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元urltop:
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写真:
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府内の山林で放置されている間伐材について、府は住宅用建材として利用する仕組みづくりの検証を始めた。間伐材をチップ化したうえでボードにすることで強度を補い、建材に利用する試み。担当者は「コスト面も含め可能かどうか調べたい」としている。
 間伐材は、植林された杉林などで十分な光合成を行えるよう間引いた木。かつては、線路の枕木や土木用の足場板などに利用されていた。しかし、安い外国産木材が大量に輸入されるようになり、間伐材は山林に放置されるケースが目立っている。このため、間伐材の活用が課題になっている。
 府の試みでは、所有者やボランティア、林業関係者の協力で間伐材を収集。破砕機で細かいチップに加工したうえで、圧縮するなどしてボードにし、公営住宅などの建材として利用する。
 すでに山林所有者やボランティア、チップメーカーなどの参加を得て、2月下旬と今月13日に、貝塚市や東大阪市の山林で集めた間伐材をチップ化する実験を実施している。4月以降、実際に住宅建設に使われるまで検証を続ける方針だ。
 府みどり推進課では「府域の約3割が山林で、いたるところにある間伐材をなんとか有効利用したい。参加企業の現場担当者やボランティアにも意見を聞き、実現可能か検証したい」と話している。