ID : 15633
公開日 : 2010年 4月14日
タイトル
あっぱれ!おかやま:備前グリーンエネルギー・武本洋一社長 
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/area/okayama/news/20100413ddlk33040646000c.html
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元urltop:
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写真:
 
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◇新たなアイデアを提供--武本洋一社長(59) 「請け負ったエネルギー削減目標を下回ったことはありません」。省エネサービスを提供する「備前グリーンエネルギー」(備前市)の武本洋一社長(59)は力強く語った。同社は05年12月に設立されて以来、自然と環境にこだわる。地球温暖化で二酸化炭素排出削減に関心が集まるエコブームの今、地球にやさしいエネルギー源に対する注目は大きくなるばかりだ。
 同社の主力は、エネルギーコストをどれだけ削減できるか企業向けに提案するコンサルタント事業だ。太陽光など自然にやさしいエネルギー源への転換も推奨する。かつて取り扱った人気商品「ペレットストーブ」は、燃料におがくずを圧縮した木質ペレットやまきを使う。従来型の蛍光灯から、消費電力の少ない発光ダイオード(LED)照明に切り替えを勧める。
 武本社長は「ある施設に省エネ製品や太陽光発電を導入し、年間約600万円を削減。大変喜んでもらえました」と笑顔で話す。
 「依頼主からの信頼が大切です」と語る武本社長。企業や役所で使用されるエネルギーの診断では、3~1週間かけて、水道、電気、ガス等の使用量を分析。蛍光灯の種類別の本数といった細かい数字まで確認する。
 導入後の使用状況をデータにまとめ、コスト削減の実績を目に見える形で提示し、国の補助金の活用も提案する。契約に「目標値を達成しなければ、差額は支払う」と条件を盛り込むこともあるが「(違約金を)一度もお支払いしたことはありません」とエコ事業に自信を示す。
 武本社長は「お客さんに『何しに来たの』と言われるほど認知度は低かった」と設立当時を振り返る。環境問題への関心の高まりを追い風に依頼件数は増え続け、「他より一歩でも前に出るため新たなアイデアを大切にしたい」。【石井尚】
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 ◇備前グリーンエネルギー 備前市が05年度に環境省の「環境と経済の好循環のまちモデル事業」の「環境モデル都市」に選定されたことを受け、05年12月に事業の設備などハード面を担うため設立された。自然エネルギー機器の設置などを担う。備前市中心に仕事を請け負い、最近は大阪府や兵庫県など県外から依頼も増えた。備前市吉永町吉永中。資本金1000万円、従業員10人。