ID : 15709
公開日 : 2010年 4月12日
タイトル
厚さ0・1ミリの突き板シート商品化 ビッグウィル、用途拡大
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新聞名
徳島新聞
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元URL.
http://www.topics.or.jp/localNews/news/2010/04/2010_127086521356.html
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元urltop:
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写真:
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天然木突き板シートを製造・販売するビッグウィル(東みよし町昼間)は、厚さ0・1ミリのシートを開発、商品化に成功した。全国天然木化粧合単板工業協同組合連合会(東京)によると、日本で商品化されたものでは最も薄いという。同社は「内装材として細かい部分まで張ることが可能で、さまざまな製品への応用も期待できる」としている。
 突き板は木材を薄くそいだ板(単板)のこと。一般には内装材や家具などの表面化粧材として用いられる。同社はスギやヒノキなどの間伐材を加工、「裏打ち」と呼ばれる手法で片側に和紙や布などを張り合わせてシート状にしている。
 開発したシートは、一般的に使われるもの(0・2~0・6ミリ程度)の半分以下の厚さ。同社が製品化している0・15ミリシートよりさらに0・05ミリ薄い。幅は最大63センチで長さはどこまでも対応でき、工場全体で最大月量2万平方メートルの製造が可能という。
 木目や節がある木材を均一な薄さに加工するには高度な技術が必要だ。スライスの調整などオペレーター技術の向上を図るとともに、新たな機械部品を導入して開発にこぎつけた。
 同社の突き板シートはどの方向に折り曲げても割れにくいのが特長。現在、壁紙のほか、はがきや名刺、ブックカバーなど約60種類を製造・販売している。
 より薄いシートの開発で応用範囲が広がった。今年3月には東京であったファッションショーで、デザイナーがこの最新シートを洋服の素材として採用、好評だったという。
 設立当初の2007年から日本一の薄さを目指してきた同社は「薄くて折り曲げられるので編み物や繊維状にすることもできる。利用する人にいろいろ用途を考えてもらえたら」としている。