ID : 1202
公開日 : 2006年 6月15日
タイトル
日高川町のバイオマス事業 国が調査事業を採択
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新聞名
紀州新聞
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元URL.
http://www1.ocn.ne.jp/~ks-press/060617.html
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元urltop:
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写真:
 
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日高川町が導入をめざしている間伐材や生ごみなどを原材料に燃料や飼料、肥料を生み出す「木質バイオマスエネルギー需要供給事業」の調査事業が16日、経済産業省に事業採択(補助率は上限1000万円)された。二階俊博経産大臣から連絡があった。 同町は同事業の導入をめざし、町当局はじめエネルギーを供給する側の森林組合や牛畜、養鶏業者と消費側の農家代表者らで3月に推進委員会を結成して研究を進めており、町が調査事業について近畿経済産業局に申請していた。同事業が導入されれば近畿の自治体で初めての取り組み。 事業採択されたバイオマス等未活用エネルギー事業調査事業は、バイオマス等のエネルギー利用に関する各種データを収集し、経済性など事業の可能性を検討するもの。日高川町では町内から排出される間伐材や畜産廃棄物、生ゴミ等の資源収集可能量や熱利用設備の調査を行い、バイオマス資源からボイラー燃料を製造し、町内の農業用温室、食品工場、集客設備などに温水を供給する事業の採算性などを検討する。 木質バイオマスエネルギー供給システムとは、森林組合等の林業者から間伐材や流木、雑木などを買い取って木質チップを製造。その木質チップと一般家庭や農家、企業から回収した生ごみや動物のふんなどを混合して好気性発酵させることで燃料や肥料を生み出す。それを公共施設や企業、農家(ハウス)などの消費者にボイラー用燃料や肥料などとして販売。重油燃料などに代わる新エネルギーとして注目されている。日高川町で事業が導入されれば原油換算で3000キロリットル相当の化石燃料が代替されると予想している。 同事業が導入されれば、燃料の材料となる間伐材などの利用価値が高まって林業界の発展につながるほか、家庭から出る生ごみ処理費用が軽減。消費者側は重油燃料などの代替エネルギーとして燃料費が削減され、燃料を製造する企業(財団法人)に雇用の場も生まれる。