ID : 1909
公開日 : 2006年 10月24日
タイトル
奥山保全トラスト、浜松市北部の山林300ヘクタールを取得へ
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新聞名
日本経済新聞
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元URL.
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20061023c3b2304423.html
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元urltop:
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写真:
 
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森林を買い取り保全するナショナル・トラストを手掛ける特定非営利活動法人(NPO法人)奥山保全トラスト(兵庫県西宮市、四元忠博理事長)は、静岡県西部で山林約300ヘクタールを取得する。近く所有者と売買契約を結んだ後、広葉樹などを植える活動を始める。静岡県は2006年度から森林整備を目的とする新税を導入したが、民間ベースによる大規模な森林再生で動物保護や地域活性化を図る。
 対象は浜松市北部の旧佐久間町内の山林。6割が杉やヒノキの人工林、4割が広葉樹などの自然林で、2年前にクマの親子が目撃されるなど、植林が進んだ県内には珍しい広葉樹も残る。
 所有していた県内の会社役員が亡くなった後、遺族から手放す意向を聞いた同団体が交渉を始めた。取得額は明らかにしていないが、購入資金は個人から寄せられた大口の寄付金を充当した。
 同団体は自然保護団体の日本熊森協会(同、森山まり子会長)が財産管理のために今春設立した。ツキノワグマが生息できる森を保全するため、兵庫県で100ヘクタール、富山県で670ヘクタールなど同様の買い取りを進めている。