ID : 1932
公開日 : 2006年 10月26日
タイトル
京都府 推進計画発表 森林整備の数値目標も
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新聞名
京都新聞
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元URL.
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006102600157&genre=A2&area=K00
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元urltop:
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写真:
 
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京都府は26日、温室効果ガスの削減目標を定めた「府地球温暖化対策推進計画」を発表した。産業、家庭など7部門別に削減目標を掲げたのに加え、府域の4分の3を森林が占める京都独自の取り組みとして、森林整備による二酸化炭素吸収の目標数値を掲げた。2010年度までに、1990年度比で二酸化炭素を80万トン分吸収できるだけの森林を増やす、としている。
 都道府県など自治体の温暖化対策は、大半が省エネ促進などの取り組みに限られており、森林整備の数値目標を盛り込む例は少ないという。
 府内の森林は33万ヘクタール。人工林など19万ヘクタールが二酸化炭素の吸収源として認定される。1立方メートルのスギで1・24トンの二酸化炭素を吸収するとみなし、全域で森林が健全に成長した場合の二酸化炭素吸収量として数値目標を算定した。
 目標の達成は、手入れが不十分な府内の森林7万ヘクタールで「今後5年間で植林や間伐、下草刈りなどの整備を行うことにより可能になる」(府林務課)という。実現に向けて府は、府民のボランティアや企業の協力で森林整備を進める「京都モデルフォレスト協会」を来月上旬に設立する。
 推進計画ではほかに、10年度までの目標として、現状のまま対策をとらず放置した場合の温室効果ガスの予測排出量(1486万トン)に比べて、「産業」部門で42万トン、「運輸」42万トン、「民生・家庭系」26万トンなどの削減を掲げた。