ID : 1950
公開日 : 2006年 10月30日
タイトル
県が『かながわ森林再生50年構想』 人工林半減、1800万本植樹
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新聞名
東京新聞
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元URL.
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kgw/20061030/lcl_____kgw_____001.shtml
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元urltop:
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写真:
 
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県は、五十年間かけて荒れた森林を再生するための「かながわ森林再生五十年構想」を策定した。構想では、五十年後にスギやヒノキの人工林を半分にして広葉樹との混交林にしたり、約千八百万本の植樹を行ったりするなど数値目標を盛り込んだ。
 県内の森林面積は約九万五千ヘクタールで、県土の約40%を占める(全国平均66%)。近年、丹沢大山のブナやモミの立ち枯れが目立つ。このほか、戦後すぐに植林されたスギやヒノキの人工林は、間伐や枝打ちなどの手入れが必要だが、担い手不足から荒廃が進む。このため、二〇〇五年度に策定された「かながわ水源環境保全・再生実行五カ年計画」が、〇七年度からスタートすることに合わせ構想をまとめた。
 構想では、標高八〇〇メートル以上の「奥山」、三〇〇-八〇〇メートルの「山地」、三〇〇メートル以下の「里山」に分けて、施策を実施する。数値目標の一つとして、約三万二千ヘクタールのスギやヒノキの人工林を五十年後に半分にし、クヌギやコナラなど広葉樹との混交林に転換。手がかからず水源涵養(かんよう)機能の優れた森にする。
 また、スギやヒノキの人工林で、林道から二百メートル以内にあって切り出しやすい場所では、植え替えをする際に花粉の出ないスギやヒノキにする。こうした植え替えや広葉樹の植林などで、五十年間に約千八百万本の植樹を目指す。数値目標は十年ごとに設定し、随時見直しをかけるという。