ID : 2087
公開日 : 2006年 11月16日
タイトル
霧ケ峰高原車山湿原の木道整備
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新聞名
長野日報
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元URL.
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=5421
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元urltop:
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写真:
 
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諏訪市は、同市郊外の霧ケ峰高原の車山湿原に木道を整備する工事を始めた。国の天然記念物に指定されている貴重な湿原を保護する狙い。住民との協働を目指す県のコモンズ支援金の補助を受けた事業で、15日はパークボランティアなど約25人が参加し、作業に汗を流した。完成は今月末の予定。 同湿原は植物が腐らないで泥炭がたい積してできた高層湿原。湿原内には遊歩道が設けられているが、雨が降るとぬかるみ、水たまりを避けようと登山者が保護区域内に入り込んだり、流出した土砂が流れ込んで湿原を傷めてしまうことが指摘されていた。
 木道は県内産のスギの間伐材を利用し、車山肩から800メートルほど進んだ場所から約109メートルにわたって設置する計画。幅約90センチで、丸太を組み、その上に板を張る。地面から40―50センチほど浮かせ、植物の保護にも配慮する。事業費は400万円で、うちコモンズ支援金が200万円。
 現場は車が入れないため、この日は車山肩から担いで材料を運び入れたり、板をくぎで打ちつけたりした。同様の木道整備は昨年度の八島ケ原湿原に続いて2年目で、参加者は貴重な湿原を守ろうと、熱心に作業に取り組んでいた。
 市生涯学習課によると、車山湿原の遊歩道は全長約1.3キロあり、木道は2001年度に180メートルに設置している。今後の計画は未定だが、将来的には全区間に整備したい考えだ。