ID : 2237
公開日 : 2006年 12月 8日
タイトル
カラマツストーブ普及目指せ 諏訪で有志が組合設立
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/00/ngn/20061208/lcl_____ngn_____000.shtml
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元urltop:
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写真:
 
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カラマツの間伐材をまきとして活用することで、手入れが行き届かない人工林の整備につなげようと、諏訪地域の有志が「カラマツストーブ普及有限責任事業組合」(清水馨代表)を設立した。カラマツストーブは、間伐材の処理が問題になっている霧ケ峰高原の山小屋にも導入され、普及が期待されている。
 カラマツは火持ちが悪く、煙突にやにが付着するなどから一般的にまきストーブには不向きとされる。同事業組合が普及を進めるストーブは、鋼鉄製で高温に耐え、やにも燃焼、熱を逃がさない工夫もあるという。
 組合設立は環境問題にかかわる茅野市や諏訪市などの有志8人。当面、茅野市内の鉄工所が作るカラマツストーブを販売、普及を進めながら、間伐材を集積する「まきステーション」づくりを計画している。
 カラマツの人工林は県内森林の多くを占めるが、木材としての需要が乏しいため人の手が入りにくい。間伐しても搬出コストが高く、山林に放置されているのが現状。組合事務局の山田潤さん(40)は「ストーブ普及は手段。最終目的は豊かな森づくり」という。
 NPO法人「霧ケ峰基金」も趣旨に賛同。御射山ビジターセンター(旧御射山ヒュッテ)にカラマツストーブを導入した。霧ケ峰は、草原の維持を目的に雑木の伐採が行われており、カラマツ間伐材とともにこうした処理木も燃料にする。
 三井健一代表理事は「カラマツストーブは間伐材活用の流れになる。山小屋らしさもあり、普及に期待したい」と話している。
 カラマツストーブの問い合わせは、山田さん=電0266(67)2848=へ。