ID : 2302
公開日 : 2006年 12月16日
タイトル
マツ枯れなど森林の荒廃に警鐘 上京 府立大研究者ら成果を報告
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新聞名
京都新聞
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元URL.
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006121600133&genre=H1&area=K1B
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元urltop:
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写真:
 
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京都府立大などが京都府内で実施した森林研究の報告会「古都京都の森を守り生かす」が16日、平安会館(京都市上京区)で開かれた。研究者は、森林の荒廃が進む現状に警鐘を鳴らし、持続可能な森林経営の大切さを強調した。
 今年9月まで2年間研究助成した日本生命財団(大阪市中央区)の主催。景観や環境の保全機能を担う森林への関心を高めるため、府立大を中心とする研究チームの8人が成果を発表した。
 報告によると、京都市中心部の山々はマツ枯れが進行中で、景観を損なう可能性が高まっている。府立大農学研究科の田中和博教授は、木材の輸入依存で間伐などの森林管理が不十分と指摘し、「木を使うことが森を守り、生かすことにつながる」と述べた。
 また府や企業、住民などが11月に設立した京都モデルフォレスト協会(左京区)の活動も紹介した。参加した市民ら約100人は、同協会が推進する森林情報の共有化を用いて、森林の新しい管理手法を構築することの大切さを学んだ。