ID : 2319
公開日 : 2006年 12月20日
タイトル
県、三豊の処理業者を告発 森林無断開発
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新聞名
四国新聞
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元URL.
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/article.aspx?id=20061220000144
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元urltop:
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写真:
 
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香川県三豊市財田町内の森林を無許可で開発したとして、香川県は十九日、同市山本町の廃棄物処理業「業天組」と業天治社長(46)を森林法違反(無許可林地開発)の疑いで香川県警に告発したと発表した。香川県警は同日、業天組や社長宅など数カ所を家宅捜索した。香川県は今後、同社に植林やのり面の緑化、沈砂池の造成など森林機能の復旧を指導する。
 林地の無許可開発による香川県の告発は、一九九七年に香川県小豆郡土庄町の保安林を無許可で開発した業者に行って以来、九年ぶり。
 森林法では一ヘクタール以上の開発には知事の許可が必要。香川県みどり保全課によると、業天組は二〇〇四年八月ごろから今年九月末までの間、香川県三豊市財田町財田中の山林約一・三五ヘクタールを無許可で開発、花こう土約十五万立方メートルを搬出し、建設資材として販売した疑い。同課が今年九月の森林パトロール中に現場を発見。同社に確認したところ、無許可での開発を認めた。
 同社は〇一年に「三―四ヘクタールの開発をしたい」と香川県に相談しており、同課が許可申請の手続きが必要であることを説明していた。香川県は事態を確認した九月以降に聞き取り調査を行った結果、許可申請の必要性を分かった上での悪質な違反と判断。告発に踏み切った。
 現場の山林は地元住民五人が共同で所有する私有地。同課によると、所有者には「開発した後は農地にして返す」と説明していたという。
 業天組は一九九二年にも別の山林を無届けで開発したとして、香川県から指導を受けている。