ID : 2392
公開日 : 2007年 1月 7日
タイトル
教室の壁や床に木のぬくもり 金沢市 地元間伐材を活用
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/00/ikw/20070105/lcl_____ikw_____000.shtml
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元urltop:
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写真:
 
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金沢市は二〇〇七年度から、間伐材を活用して教室の壁や床を木質化する「ぬくもりの教室」事業を始める。初年度は小学校二、三カ所の多目的教室やランチルームなどで実施し、好評なら拡大する考えだ。市は「間伐材の有効利用による森林再生と、教育の環境整備という一石二鳥」と効果を期待する。(報道部・嶋津栄之)
 低価格の輸入材に押され、地元のスギ材は長年にわたって需要が低迷。金沢市でも民有地は間伐や伐採の作業が滞り、山林が荒れている。金沢市では年間約千五百立方メートルの間伐材が発生し、防風柵やベンチ、遊具などに活用されているものの、幹が細いので需要は限られる。そこで市農林基盤整備課と金沢市森林組合などが協力することに。
 教室には一枚板ではなく、間伐材で作った羽目板(パネル状の部材をつないだ板)を使用。鉄筋校舎のため、教室の壁や床は現在、ほとんどがコンクリート製。板で覆えば見た目に温かみを感じるほか、夏は涼しく、冬は保温性を高める効果もある。現在、市内で木造校舎が残っているのは山間部にある朝日小だけ。
 これまで市は教室の木質化を学校の新築や改築時などに限って手がけていたが、今後は積極的に改修を進める方針だ。