ID : 174
公開日 : 2006年 1月27日
タイトル
良城小の学校林再生 活動2年 憩いの森に
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新聞名
サンデー山口
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元URL.
http://www.Sunday-yamaguchi.co.jp/news/2006/2006.01/27hayashi.htm
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元urltop:
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写真:
 
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良城小学校(藤野正雄校長、984人)で進められている学校林再生プロジェクトが、03年の開始から2年を迎えた。21日にあった今年度3回目の整備作業では、間伐材を使ったウッドデッキや「昆虫の森」作りを実施。うっそうとしていた荒れ山は、明るく楽しい集いの場へとすっかり表情を変えている。
 学校林の整備は、校舎改築資材や学校運営の財源確保を目的に、1895年に全国で始まった。同校では1960年、学校から約1・2㌔離れた市有林1・3㌶へ杉3千本、松1500本を植林。しかし、木の成長とともに学校での維持管理が困難となり、近年は野放し状態で荒れていた。 同校とPTAは03年夏、せっかくの学校林を何とか活用しようと、有志で学校林活用委員会(原秀昭会長)を結成。自治会や山口中央森林組合、山口農林事務所などと連携し、地域ぐるみでの再生プロジェクトに乗り出した。学校林に至るまでの山道整備に始まり、草刈りなどの手入れを続けながら、間伐、遊歩道・広場作りへと作業を進行。昨年度の6年生児童は学校林をテーマに「総合的な学習」に取り組み、案内看板の取り付けや鳥の巣箱架け、立体地図作りなどを行った。 そして今年度は、間伐材を活用した休憩所の設置と、昆虫が生息しやすい環境の整備に着手。児童、保護者をはじめ地域住民ら約150人が参加した21日には、子どもは昆虫の森で、大人はウッドデッキを据えるため池そばでと、二手に分かれて作業を進めた。昆虫の森では、カブトムシの産卵床を整えたり、収穫後の朽ち木がクワガタムシの産卵場所となるシイタケほだ木を作ったり。最後は出来たてのウッドデッキに集合し、新たな遊び場への夢を膨らませた。 「皆さんの協力で学校林が息を吹き返した。今後も環境教育の場として有効に利用したい」と藤野校長。原会長は「周遊階段やツリーハウスを設けるなど、誰もが訪れやすい環境をさらに整えていく」と話した。