ID : 177
公開日 : 2006年 1月27日
タイトル
「第二の人生」で林業いかが 豊田市が新年度「森林学校
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/00/ach/20060127/lcl_____ach_____010.shtml
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元urltop:
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写真:
 
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豊田市は新年度、林業未経験者に山の手入れのノウハウの手ほどきをする「とよた森林学校」(仮称)を“開校”する。治水や環境保護といった観点から森林整備が政策課題となる中、間もなく定年を迎える団塊世代の生きがいづくりの場としても位置づける。早ければ夏ごろの授業開始となる見込みだ。  (小笠原 寛明)
 森林学校では「緑のダム」として森が果たす機能や間伐の必要性といった知識のほか、チェーンソーなど山仕事に必要な道具の扱い方を学ぶ。講師となる人材について、大学関係者を中心に人選を進めている。
 研修プログラムの内容や期間は今後、詰めていくが、森林保全の意義を広めていく観点から、受講対象を就労目的にとどめず、退職後の生きがいづくりや余暇利用といった分野にも広げる。卒業後は市有林2100ヘクタールを活動の場として提供する方針。
 自動車関連企業が集中する豊田市内には、高度経済成長期に全国から移ってきた市民が多く定住する。
 豊田を第2の古里として、間もなく定年を迎える団塊世代は2007年をピークに年間2、3000人程度に上るとみられている。
 市は昨年4月の合併で森林面積が6万3000ヘクタールに拡大。市域のおよそ7割を占め、合併前に比べて6倍に激増した。
 市は森林施策の見直しを迫られる中で、急増する企業退職者を林業の新たな担い手としてとらえており、今回の取り組みもその1つに位置づける。