ID : 2709
公開日 : 2007年 2月 9日
タイトル
VBのジェル・デザイン、道産木材で石けん・抽出液活用
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新聞名
日本経済新聞
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元URL.
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20070208c3c0800p08.html
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元urltop:
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写真:
 
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 北海道大学発バイオベンチャー(VB)のジェル・デザイン(札幌市、附柴裕之社長)は、道産木材の抽出液を使ったせっけんなどを春から販売する。バイオVBは研究開発への先行投資が負担になりやすい。バス用品事業の拡大で、収益の安定につなげる。
 開発したのはシラカバやモミの木の抽出液を20―30%含むせっけん。既存製品に比べ保湿性に優れているという。原料は下川町森林組合(上川管内下川町)に提供してもらい、売り上げの5%を同組合を通じて同町に寄付する。
 1個80グラムで価格は850円。同社の生産能力は月4000個だが年内に2万個に拡大する。シラカバなどの抽出液を20―30%含んだシャンプーとリンスも開発。1本200ミリリットルで価格は1200円とし、インターネットを通して受注生産する。年間1000万円の売り上げを見込む。
 同社は人体に優しい機能を持つゼリー状の素材を使った衛生用品や化粧品の開発を手掛けている。消費者向け事業として昨年10月には、下川町のカラマツ間伐材を使った炭入りせっけんの販売を始めている。