ID : 2726
公開日 : 2007年 2月11日
タイトル
国産材活用可能性探る 森林・林業・木材フォーラム
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新聞名
日本海新聞
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元URL.
http://www.nnn.co.jp/news/070211/20070211005.html
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元urltop:
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写真:
 
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「森林・林業・木材フォーラム」(県林業試験場、県林業技術協会主催)が十日、鳥取県米子市錦町一丁目のふれあいの里で開かれた。講演や研究成果の発表、パネルディスカッションなどを通して約百七十人の参加者が、国産木材の活用や森林保全の大切さなどについて理解を深めた。
国産材の利用などについて講演する藤村所長=10日、鳥取県米子市錦町1丁目のふれあいの里  講演では、中国木材伊万里事業所(佐賀県伊万里市)の藤村要所長が、同社などが開発した新構造材や、国産材の生産と物流の合理化を図るために設立したコンビナート、世界の木材流通事情などについて話した。
 藤村所長は、品質が安定している点などから欧州産輸入集成材の需要が高まっている現状を説明。外国産の集成材と競争するため、重量が軽い国産スギと強度があるベイマツを組み合わせて開発した新しい構造用集成材「ハイブリッド・ビーム」について紹介しながら、国産材の可能性を示した。
 また、スギの樹齢別の炭素吸収量のデータを示した上で、「森林を放置しておくと、炭素吸収量は上がってこない。伐採されて植林されてという状況がないと森林の価値がない」と、適正な整備の大切さをあらためて訴えた。
 そのほか、同試験場研究員による研究成果の発表や、「今、スギ材の利用に必要なこと」をテーマにした意見交換会も行われた。