ID : 3210
公開日 : 2007年 3月25日
タイトル
新窯で炭焼き最盛期 伊那の溝口生産森林組合
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新聞名
長野日報
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元URL.
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=6629
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元urltop:
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写真:
 
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伊那市長谷溝口地区の溝口生産森林組合木炭部会(西村孝部長)の炭焼きが生産のピークを迎えている。今年は約2000キロを出荷する予定だ。組合員たちは、同地区中畑の炭窯から焼き上がった炭の取り出しと、材料木の窯入れを繰り返す作業に追われている。
 同組合は森林整備や林業振興、地域の活性化を目的に2000年から炭焼きを始めた。今年度は木炭部会の「炭窯による森づくり事業」が県のコモンズ支援金の認定を受け、老朽化した窯を造り直した。
 炭は、近くの山から切り出した間伐材のナラを材料に使う。新しくなった窯で2昼夜焼き続け、1回につき炭約190キロと木酢(もくさく)液約100キロを生産する。炭は長く燃え続けるため暖房用に重宝され、木酢液は土壌改良に効果があるという。
 組合員の1人は「昔から受け継がれてきた山村文化や炭焼き技術、農閑期の農村の営みを次世代に伝え、地域の山を守っていきたい。みんなと顔を合わせ、体を動かすのも楽しみだよ」と笑顔で話す。
 炭焼きは今月いっぱい続けられる。焼き上がった炭と木酢液は、地元の道の駅「南アルプスむら長谷」などで取り扱っている。