ID : 3387
公開日 : 2007年 4月 3日
タイトル
「小国杉の家」に森林認証 14業者参加 
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新聞名
熊本日日新聞
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元URL.
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20070403200016&cid=main
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元urltop:
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写真:
 
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森林認証の認定機関SGEC(緑の循環認証会議、東京)は、このほど小国スギによる住宅建築などを目指す県内のグループに加工・流通向け認証を与えた。十四業者が参加しており、全国でも最大規模になる。
 森林認証は、環境保護や林業の持続が目的。第三者機関が審査し、認定された森林管理者に伐採後の植林や間伐を義務づける。加工・流通向け認証は業者に区別管理を求めるため、トレーサビリティー(生産流通履歴)が明確で、消費者に受け入れられる効果もある。
 今回取得したのは、熊本市や阿蘇郡内の製材業者や工務店など十四業者でつくる、くまもと森林認証住宅ネットワーク「小国杉の家」。小国スギを生産する小国町森林組合(阿蘇郡小国町)が昨年七月、管理する七千八百ヘクタールでSGEC森林認証を得たのを機に発足。小国スギを加工したり、住宅建築に積極利用しようと取得を申請し、三月末に認められた。
 SGECによると、静岡と栃木でも森林管理者と連携取得した例はあるが、森林面積は二百~七百ヘクタール、加工側は一~五業者にとどまっている。
 代表の佐藤耕三・肥後木材社長(57)=熊本市=は国産材の低迷を踏まえ、「小国スギを含めた県産材の需要拡大につなげたい」と説明。賛同する工務店を増やし、小国スギを使った住宅建築の希望を募る考えだ。
 小国町森林組合の穴井喜一郎参事(44)は「森林側だけが認証を持っていても理解は広まらない。これで消費者にもPRしていけるようになった」と歓迎した。(清田秀孝)