ID : 3401
公開日 : 2007年 4月 4日
タイトル
山と森の恵み、絵本に 京の市民グループがバイオマス紹介
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新聞名
京都新聞
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元URL.
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007040400079&genre=K1&area=K10
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元urltop:
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写真:
 
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山や森とかかわる暮らしの豊かさや、森林エネルギーの利用を描いた絵本「やかんがわらった ぼくがわらった」を、市民グループ「薪く炭くKYOTO(しんくたんくきょうと)」(事務局・京都市下京区)のメンバーがこのほど出版した=写真。
 絵本はもともと、遊びながら森林バイオマスについて学んでもらおうと「薪く炭くKYOTO」が2年前に作ったすごろくゲームの付録だった。メンバーの嶋田俊平さん(28)が文を、山内香苗さん(25)が絵を担当した。
 描かれているのは、すごろくやポストカードにも登場する同グループのイメージキャラクターの男の子「しんたんくん」と家族の日常生活。裏山で拾った木の枝や間伐材を薪ストーブにくべて家族だんらんの時を過ごしたり、炭でもちを焼いたり、薪で風呂を沸かしたり、落ち葉でイモを焼いたりと、山と森の恵みを表現している。
 今回、独立した絵本として出版するにあたって、お年寄りの登場する場面を新たに増やした。絵は、クレヨンを使った優しく暖かみのある色合いで描いた。
 あとがきでは、緑と生き物があふれた躍動感のある山を「山笑う」と表現した季語を紹介しながら、愛情を込めて身近な里山を手入れすることの大切さを訴えている。
 山内さんは「森林エネルギーの魅力と幅広い利用をアピールするとともに、世代間の交わりやつながりの大切さを強調したかった」と話す。新風舎、1575円。