ID : 3452
公開日 : 2007年 4月10日
タイトル
「空泳ぐ杉」 富山・立山町、住宅街の屋敷林伐採 倒木被害を防止
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新聞名
北國新聞
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元URL.
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/_today/T20070410201.htm
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元urltop:
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写真:
 
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立山町辻の旧家で、屋敷林(カイニョ)の立山杉約四十本の伐採作業が進められている。立山地方特有の強風で倒木し、近隣に被害が及ぶことを心配しての伐採で、作業にはクレーン車も使われた。近所の住民は、杉の木が空高くつり上げられ、近くの空き地へと移される珍しい光景に見入った。 屋敷林が伐採されているのは結城甚之丞さん(80)方。家屋の周囲の立山杉は高さ約二十メートルで、直径一メートル近い木もある。
 結城さんによると、二〇〇四年の台風23号の際には、二本の杉が倒れて自宅屋根を直撃した。風向きによっては木が道路や近所の家に倒れる恐れがあるほか、大量の杉の葉の処置にも困り、やむなく伐採を決断したという。
 結城さんは「屋敷とともにあった杉を切るのは寂しく辛いが、近所に被害が出ては申し訳ない」と話しており、今後は、切り株のみが屋敷林の跡を物語ることになる。