ID : 3620
公開日 : 2007年 4月24日
タイトル
CO2認証制度を創設 県が「企業の森」事業でCO2認証制度を創設 県が「企業の森」事業で
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新聞名
紀伊民報
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元URL.
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=123665
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元urltop:
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写真:
 
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県は24日、企業や団体が森林保全に取り組む「企業の森」事業で、地球温暖化の原因になる二酸化炭素(CO2)をどれだけ吸収するかを推定する独自の認証制度を創設したと発表した。参画企業から認証の申請を受け付け、環境月間の6月中にも認証式を行いたいとしている。CO2の認証制度は大阪府や京都府などでも実施されているが、新たに植栽した森林を対象にするのは全国で初めて。
 仁坂吉伸知事は「100年間にどれだけ二酸化炭素を吸収するか推定し、参画企業の社会貢献度を示していきたい」と述べた。
 県は2006年度、CO2吸収量を推定することで参画企業の社会貢献度を示そうと、認証・評価委員会を設置。解剖学者の養老孟司氏ら7人で認証方法を検討してきた。
 創設した認証制度は、企業の森事業に参加した企業や団体を対象にする。新たに植栽した広葉樹や針葉樹の面積から、100年間で成長する木材量を推定し、木材に含まれる含有炭素量から、CO2をどれだけ吸収するか算出する。
 県環境生活総務課によると、広葉樹林1ヘクタール当たり100年間で300~400トンのCO2が吸収されるという。06年12月現在で植栽を終えている約76ヘクタール(21団体)で計算すると、CO2の吸収量は100年間で約3万2200トンになり、約60世帯(1世帯4人)が1年間に排出するCO2の量に相当するという。
 企業の森事業は、森林再生や都市交流を目的に02年度から開始。これまで27団体が参画。活動面積は約136・9ヘクタールに上る。