ID : 3626
公開日 : 2007年 4月24日
タイトル
大きく育て“秩父っ子”の森 百年の森づくりの会、中学生らと植林
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新聞名
埼玉新聞
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元URL.
http://www.saitama-np.co.jp/news04/24/19l.html
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元urltop:
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写真:
 
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荒川源流域の森林保全を進めている「百年の森づくりの会」(内藤勝久会長)は二十二日、秩父市の中学生やボーイスカウトらと同市中津川・山吹沢の県有林で植林を行った。中学生がドングリから育てた苗木を植え、数十年後には“秩父っ子の森”に育つ予定だ。
牛乳パックを使って自分たちが育てた苗を植える秩父二中のテニス部員ら=秩父市中津川の山吹沢  同会は十年前に埼玉大学ワンダーフォーゲル部を母体に発足。荒川上下流の住民が一体となって、奥秩父の三カ所で植林活動を行っている。山吹沢での植林は今年で五年目。県立武道館建設で伐採した杉林の跡に、秩父の子どもたちと一緒に植林している。
 この日は同会の会員と、秩父ボーイスカウト第一団の子どもたち、秩父市立第二中学校のテニス部員ら六十五人が参加。テニス部員が、牛乳パックをポットの代わりにして育てたイヌブナやミズナラ、カエデの苗木と、日本大学森林資源学科から提供されたブナの苗木の計二百五十本を約千二百平方メートルにわたって植えた。
 石ころだらけの急斜面に苦労しながらも、参加者たちは鍬(くわ)を使って穴を掘り、苗木を一本ずつ丁寧に植えた。女子部員たちは「掘るのは大変だけど、植えるのは楽しい。木が大きくなったら、また見に来たい。これからも皆で一緒にこうした活動を続けたい」。
 会長の内藤さんは「若い人たちにも参加してもらって水源の森を守っていきたい。荒川流域に“百年の森”を百カ所つくるのが夢」と話していた。