ID : 3641
公開日 : 2007年 4月26日
タイトル
NPO「グリーンハット」、モンゴルで植樹1000本…28日から
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://osaka.yomiuri.co.jp/volunteer/news/vo70426a.htm
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元urltop:
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写真:
 
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草原や森林の砂漠化が進むモンゴルで植林に取り組んでいるNPO「グリーンハット」の理事長遠山柾雄さん(68)(鳥取市)らメンバー10人が28日~5月6日、現地を訪れ、今年の植林活動をスタートさせる。植林後の管理が不十分で、苗木を枯らせてしまった昨年の失敗を反省し、今年はメンバー1人が約2か月間滞在し、苗木の成長を見守る。
 メンバーは鳥取県や東京都、兵庫県など在住の20~70歳代。植林場所は、首都・ウランバートル北郊の丘陵地で、過去の開発による森林伐採で砂漠化が進んでいるという。
 メンバーは、グミ科の植物「チャチャルガン」の苗木を2本1ドルで現地で購入。丘陵地のうち、地元の民間活動団体(NGO)が以前から植林を続けている場所に1000本を植える。


苗木に水を与えるNPOのメンバー(2006年8月中旬、カラコルムで)=遠山さん提供 昨年は、モンゴルの旧都・カラコルムでチャチャルガンの苗木1000本を植えてメンバーが帰国したが、水やりなどの世話を現地の人たちがせず、苗木の3分の2が枯死。遠山さんらは「モンゴルには木を育てる習慣がなく、植林の大切さが分かってもらえなかった」とショックを受けた。
 今年も植林後の苗木の世話は地元NGOに任せるが、メンバーの1人で、島根県大田市の森林組合で臨時職員として働いている別所忠悟さん(61)が“監視役”として植林後も現地に約2か月間滞在。水やりなどが途切れないよう、地元NGOと協力しあうことにした。
 別所さんは「せっかく植林しても枯れてしまっては自己満足に終わってしまう。うまく管理できるよう手助けしたい」と話しており、遠山さんも「砂漠化が進めば地球温暖化にもつながる。今度こそ、苗木が大きく育ってほしい」と期待している。
 遠山さんらは1994年にグリーンハットを設立し、モンゴルなどの海外で植林活動を続けてきた。活動を中断していたが、昨年、再開した。